薬の決められた服用時間には、ちゃんとした理由があります。時間が守られないと、効果が十分に発揮できなかったり、副作用を生じたりする場合もあります。お薬に書かれた服薬時間について、正しく理解していますか?
食前 | 食事をとる30分~60分前に服用します。 胃の中に食物が入ってない状態です。 |
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食直前 | 食事をとる直前に服用します。 |
食間 | 食事と食事の間に服用します。 例=朝食と昼食の間。食事中に服用するということではありません。 |
食後 | 食事の後、30分以内に服用します。 食事をの後は、消化活動が盛んなため、胃粘膜への刺激が少なくてすみます。 |
就寝前 | 寝る30分~60分くらい前に服用します。 |
時間ごと | 食事に関係なく、医師の指示どおりに服用します。 |
頓服 | 医師の指示にしたがい必要なときに正しく服用します。何回も服用してはいけません。 |
食品と違い、お薬の有効期限は把握しにくいものですが、まず、市販薬の外箱を見てください。
たいていの市販薬の外箱には、有効期限や使用期限が記載されています。ただし、有効期限が3年以上のものは、薬事法により表示しなくても良いことになっています。
有効期限とは、未開封の薬を冷暗所できちんと保管したときに、薬の効果が有効に発揮される期間のことです。ですから、一度封を切った薬には適用されません。開封したときに、外箱に開封日を書いておくといいでしょう。
病院・診療所・薬局から渡される処方薬の袋には、有効期限の表示はされていません。なぜなら、患者さんの症状に応じて薬の投与期間が決められ、その期間内で用法を守って飲みきることが原則だからです。
万が一、飲み残したお薬が残っている場合で、その後に同じ症状が出た時には、医師や薬剤師に余っている薬を調べてもらってください。
インフルエンザが流行する季節には、うがいや手洗いといった予防以外にも、毎日の食事でも予防対策を行いましょう。
■予防効果が高い食材
しょうが
「セスキペルテン」という成分が、鼻づまりを解消し、咳を抑える働きがあります。
発酵食品
乳酸菌が豊富に含まれる納豆やヨーグルトなどの発酵食品には、腸内細菌のバランスを保ち免疫力をアップさせる効果があります。
魚・肉
良質なタンパク質を含む魚や肉、中でもマグロ・サバ・サーモンなどは、炎症を抑えるオメガ3脂肪酸が多く含まれています。
柑橘系の果物
免疫力を活性化するビタミンCを豊富に含んでいます。
ネバネバ食品
山芋やオクラなどに含まれるムチンというネバネバ成分が、のどや腸などの粘膜を保護します。
寒い季節になると、「冷え」に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
寒さで体温が下がると、血行が悪くなって、老廃物が溜まりやすくなったり、身体に必要な栄養がスムーズに運ばれなくなります。
毎日の習慣と食材選びで、冷えで悩まない体質改善を目指しましょう!
白湯を飲む
朝起きたら、まず体温よりも少し高い温度の白湯を1杯飲むようにしましょう。
目覚めの身体は、1日の中で最も水分が失われて体温が低い状態です。白湯を飲むことで、水分を吸収しやすく、身体が温まりやすくなります。
身体を温める食材